最期の日に ふくろうの家の大家族

Hさんの看取りケアが始まって2ヶ月が過ぎました。

2ヶ月毎日、ご家族の面会がありました。

 

Hさんが最期の日に選んだのは日曜日でした。

 

状態が悪くなっているという連絡をご家族にしました。

朝の7時であるにもかかわらず、たくさんのご家族が集まってくださりました。

みんなでたくさん話をして、笑い声も聞こえました。

ひ孫さんが歌ったり、家に家族が集まったような時間でした。

           https://youtu.be/UFIije-vuIg         

↑クリックすると動画が流れます↑

 

「お母さん、ありがとう」

「ばあちゃん、ありがとう」

「おおばぁば〜、ありがとう」

とても暖かい時間でした。

 

「お母さん何か言いたそうな顔ね」とお嫁さん

私はHさんに『ありがとう』と伝えたいのですか?と伺いました。

はっきりしっかりと反応があり、お嫁さんが涙を流されました。

 

言葉にならない想いを伝える事ができたこと。

本当に良かったと思いました。

 

ご家族より

「人の最期にかかわる素晴らしい仕事ですね。

この仕事を選び、ここで働いて頂きありがとうございます。」と仰って頂きました。

とても嬉しかったです。

 

今回、素敵な家族の絆を見せて頂きました。

今後も私も家族の一員として「絆」を繋いで支える事ができるように頑張り続けたいと思います。

 

暮らしの杜ふくろうの家

介護福祉士 村上

関連記事

TOP