花火でよみがえる思い出 〜グループホーム風の杜ふくろう〜

8月の中旬、風の杜ふくろうで花火をしました!

打ち上げ花火のような派手なものは無く、ささやかな花火でしたが…みなさん楽しんでくれました!

なんでしょうね、夜みんなで集まって何かをする時のあのワクワク感。

 

花火をやっていると、Hさんが思い出を語ってくれました。

「昔は内職で花火をたくさん袋に詰めてたんだよ。懐かしい。ほんとに懐かしい。」と。

感慨深げに花火を見つめていました。

ただ残念ながら、職員は花火に着火するのに必死でその時はじっくり話を聞けませんでした💦

 

後日Hさんの娘さんに花火したことを伝えたところ、Hさんの旦那さんの仕事の関係で、家にはいつも花火があったと教えてくれました。

 

なるほど、そういうことだったんですね!

日常の何気ない出来事が、思い出を呼び起こすことはよくあります。

他の利用者さんも、「懐かしいね」「花火なんて子供の頃にやったきり」など口にしていました。

認知症を患っていても、すべての記憶が無くなるわけではありません。

日常生活のあらゆることが、その人を形作る過去の記憶を呼び起こし、

“その人らしさ”を浮き立たせてくれます。

 

だからこれからも、利用者さんにはいろいろなことをしてもらいたいです♫

そして思い出のおすそ分けをもらって、私達も笑顔に☺️

風の杜ふくろう
介護福祉士 池田

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